妊娠中にスイカを食べるのはNG?
妊娠中にスイカを食べると良くないという話を聞いたことがありますか。
スイカには、体を冷やす作用があることや、糖分が多い為にそういわれるのかも知れません。
妊娠中にスイカを食べるのは本当に良くない事なのでしょうか。
結論から言えば、妊娠中にスイカを食べる事には問題はありません。
ただし食べ過ぎると良くない事もあるので、注意が必要です。
実は、スイカには、妊婦に優しいメリットもあったのです。
スイカにはシトルリンという成分が含まれています。
この成分は血圧を下げる効果や、血液をサラサラにする作用を持っています。
さらに、むくみを解消する効果もあるので、スイカは妊婦にとってむしろ効果的な食べ物と言えます。
また、スイカは、ビタミンや、リコピンなど抗酸化作用のある栄養素も豊富に含まれています。
妊娠中は、血圧が高くなりがちです。
さらに、胎児に栄養として体内のビタミン類をおくるので、肌が急激に衰える事も考えられます。
スイカなど、ビタミン豊富な果物を摂取することは非常に重要です。
妊活中や、妊娠中は、特に体を冷やしてはいけないという事はご存じかと思います。
スイカの成分はほとんどが水分でできています。
スイカはもともと体を冷やす側の食べ物であり、さらに水分が多い為、多量に食べると、体を冷やす恐れがあります。
また、水分ともに塩分も含んでいる為、過剰摂取は、胃腸に負担をかけます。
妊娠中はホルモンの影響で、体がいつもより敏感になっているので、食物の影響を受けやすいと言えます。
これぐらいは大丈夫と思っても、思わぬ体調不良を起こすこともあります。
水分補給としては、ビタミンなども一緒に摂取できて効果的ですが、過剰摂取には気を付けましょう。
また、スイカには糖分も多く含まれています。
1日の適正糖分摂取量が15グラムに対して、スイカ100グラム中6グラムも糖分が含まれているのです。
糖分の摂取の面からも、過剰摂取には気を付けたい所です。
多くても1日200グラムが限度と覚えておきましょう。
妊婦がスイカを食べてはいけないという事はありません。
非妊娠時に比べると胃腸の働きが敏感になっている為、過剰に摂取すると調子を崩すという理由や、水分のや糖分の過剰摂取につながる可能性があるからそういわれているのです。
適量を食べる分にはむしろ効果があるので、体調を見て、適量を食べるように心掛けましょう。